ハラスメントの防止に向けた取り組みについて

ハラスメント禁止宣言

 私たち男鹿地区消防一部事務組合職員一人ひとりは、自らの強い責任と義務とまごころをもって、職員同士お互いを大切にし合い、人権尊重を第一に、相手の心と尊厳を傷つけるハラスメントを絶対に行なわず、ハラスメントと決別し、良い人間関係の職場をつくっていくことを誓い、私は組織の長として、この実現のため努力していくことを宣言します。

令和3年4月1日    
男鹿地区消防一部事務組合
消防長 石川 浩之

実践項目

  1. 組織を挙げて、ハラスメント防止に取り組む方針等の明確化及び周知徹底
  2. 研修等を通じたハラスメントに関する職員教育の充実
  3. 職員一人ひとりが、「ハラスメントは行なわない」と誓う取り組みの推進

目的

 ハラスメントは、相手の尊厳や人格を侵害する許されない行為です。職員の能力の発揮を阻害するほか、公務員や当組合に対する信用失墜にも繋がる行為であり、当事者だけでなく、周囲の人にも大きな影響が及ぶことなど、その防止及び解決は重要な課題となっています。また、消防の業務に関わる不祥事やコンプライアンスに関する不祥事についても防止に向けて取り組むことで、すべての職員が気持ちよく働くことができる職場環境の整備を目指していきます。

ハラスメントを撲滅するために

辞令交付式での口頭による宣言

令和3年4月1日    
男鹿地区消防一部事務組合
消防長 石川 浩之

 私たち男鹿地区消防一部事務組合職員は、地域住民のかけがえのない生命、身体、財産を災害から護るため、消防士を拝命した初心を胸に、誠実と礼節を大切にし、恩恵に与かって、ひたむきに業務に励んでおります。
 そして、救急・救助・消防警防・通信指令業務の高度化を目指し、日々各種訓練・研修を積み重ね、災害現場においても、職員同士が一丸となって災害に立ち向かっております。このことは、地域住民の負託に応えていると、自信をもって表明できるものです。さらに、私たちは公務員として社会情勢に敏感に反応し最新の知識を獲得し、無知であることのないように、法令や業務に係る知識の取得に努力して、法令根拠に則って職務に専念し、高い倫理観をもって業務を遂行していかなければなりません。
 しかしながら、あるいは自らの思慮の足りなさなどから、相手を思いやる心が欠け、根拠法令内容を十分に把握していないなどにより、人権侵害・ハラスメント行為をするに陥り、そのことの通報があり、ハラスメント等調査委員会が設置・開催され、調査、認定され、その処分となったことは、組織として極めて残念なことです。
 ついては、このことの深い反省と、再発防止を徹底してくことを目指し、ハラスメント禁止宣言を行ない、ハラスメントを無くしていく取り組みをします。

ハラスメント撲滅推進会議

令和3年5月27日 消防本部講堂

 令和3年5月27日、男鹿地区消防本部講堂でハラスメント撲滅推進会議を開きました。
 消防長と署長、課長全員および衛生管理者が、ハラスメントを防止するために今後の計画や要綱の見直しについて話し合いました。

ハラスメント等を防止するための広報活動及び啓発・研修について

  1. 個々がハラスメント宣言書、またはハラスメントを防止するための標語を自筆で作成する。
  2. ハラスメントセルフチェックシートを使い、自らの行動を振り返り、自らがハラスメントの当事者になっていないか振り返る。
  3. ハラスメントミーティングを小グループで行う。
  4. 管理職全員でDVDを鑑賞し研修を行う。
  5. 相談員や通報受付員向けのハラスメント研修を行う。

ハラスメント等を撲滅するための施策の企画・立案について

ハラスメントアンケートの実施
  1. ハラスメント防止を意識付けるため、ハラスメントアンケートを実施する。
要綱等の見直し
ハラスメント撲滅推進会議
  1. 各階級から最低1名以上+女性2名を選出し構成員を約14人とする。
相談窓口
  1. 相談員は、本署2名(うち女性1名)と分署2名を総務課長が任命する。
  2. 相談員は、通報受付員を兼ねない。
通報窓口
  1. 受付員は、総務課から3名、女性1名を署長(次長)が任命する。
  2. 相談後の取り扱いを明示する。
  3. 通報受付員は、相談員を兼ねない。

総務課からの宣言

 消防長からハラスメント禁止が宣言され、実践項目が示されました。それを受け令和3年5月27日に行われたハラスメント撲滅推進会議において行事計画が設定され、さらには要綱の見直しにより相談または通報しやすい環境整備に尽力しました。
 我々は、ハラスメントの防止を重点課題の一つとして職員一丸で取り組み、また皆様に情報を発信していくことを誓います。

総務課職員 一同

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