組合の組織図
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 消防は、戦後、昭和2337日「消防組織法」の施行により市町村の責任において担当することとなり、同26年の改正で消防機関の重要性にかんがみ消防団のほか、消防本部、消防署が義務設置となりました。
 
その後社会は、昭和30年代からの経済の高度成長政策によって産業社会は目まぐるしく発達し、道路網の整備が図られ自動車の増加が見られました。産業経済活動が活発化するに比例し、各種災害や事故が増え、消防行政に対する合理的近代的な体制整備の要請が逐年増大していました。
 男鹿市は消防本部及び消防署を設置していましたが、規模の小さい自治体にあっては、消防団常備部の設置が大半で、消防本部、消防署を設置していない状況がありました。

 このことから、昭和
39214日「消防本部及び消防署を置かなければならない市町村を定める等の政令」が施行され、昭和4661日に全部を改正する政令が施行されるとともに、「消防本部及び消防署を置かなければならない町村を指定する告示が公示され、これにより全市及び一定の町村が指定を受けました。
 その後、昭和
4845日の同告示によって天王町、若美町、大潟村が指定を受け、昭和4941日からその効力を生ずることになりました。

 これらのことから、男鹿市、天王町、若美町、大潟村の4市町村は、社会的要請に対処するため、協力関係を築き、消防行政事務を協同処理することとし、昭和4861日男鹿地区消防一部事務組合を組織するに至ったのであります。
 その後、平成17年3月22日に旧男鹿市と旧若美町が合併し男鹿市に、旧天王町と旧昭和町及び旧飯田川町が合併し潟上市となり、このことにより当消防一部事務組合の管轄区域は男鹿市、潟上市(旧天王町区域に限る)、大潟村(2市1村)となったものであります。


男鹿地区消防一部事務組合