消防広域化

消防広域化の効果

広域化によるスケールメリットが非常に大きく、初動体制・補完(バックアップ)体制の強化、大規模災害時の対応強化など、総合的に消防力が強化されるほか、人員配置の効率化により、通信指令業務及び予防業務、救急業務の高度化・専門化が図られ、より質の高い消防サービスの提供が可能となる。
 また、財政運営の面においては、消防特殊車両や消防資機材、通信指令システム等の重複投資が避けられるなど、経費の抑制が期待できるほか、署所統合などの消防施設等整備においては、国の財政措置を活用するなど、計画的に整備を進めることにより、合理的且つ効果的な運営が可能となる。

住民サービスの向上

初動体制、増援体制の強化

一つの消防本部が保有する部隊数が増えることにより、初動出動台数や第2次出動体制が充実し、大規模災害・多数疾病者事故等への対応力が強化されるとともに、相互応援に依存せず、統一的な指揮の下に迅速効果的な災害対応が可能となります。

現場到着時間の短縮

管轄境界付近への出動や重複救急時等の出動について、現場到着時間の短縮に効果があります。

人員配置の効率化及び現場体制の充実

本部機能統合等の効率化による現場活動要員の増強

本部機能統合等の効率化により発生した人員を現場活動要員に配置することにより、不足している現場体制の強化が可能になります。

通信指令業務及び予防業務の高度化・専門化

①通信指令業務

通信指令業務の専任化により、職員の対応能力の向上が図られ、火災や救急発生時の迅速・的確な初動対応に繋がる。特に救急案件においては、一次救命処置の効果的な口頭指導等により救命率の向上が期待されます

②予防業務

予防業務の専任化により、火災予防査察の充実やきめ細かな防火管理指導等の実施により、地域の防火安全の向上が図られるほか、火災原因調査体制の充実等により効果的な火災予防施策の実現が可能となります。

消防体制の基盤強化

財政規模の拡大による消防車両及び消防資機材等の整備の充実・効率化

財政規模の拡大による効率化により、消防車両及び消防資機材の計画的な更新・整備が可能となるほか、消防特殊車両及び消防資機材、通信指令システム等の重複投資が避けられ、経費の抑制が図られる。

計画的な研修の実施

職員数の拡充により、職員の研修出向が可能となる。職員研修について計画的に実施し、消防活動技術や防火・防災に関する知識習得をはじめ、救急救命士、予防技術資格者等の特定分野に関する高度な専門的知識、技術の習得により、職員の能力向上が図られ、質の高い消防サービスの提供に繋がる。

人事ローテーションと交流による効果

人事規模の拡大に伴い、効果的な人事ローテーションが可能となり、職員の年齢層の偏りや人事の硬直化が緩和され、バランスのとれた組織構成が可能となる。

両消防本部の管轄地域

男鹿地区消防本部

管轄区域:男鹿市、潟上市(旧天王町区域)、大潟村

〇管轄面積:452.61㎢

〇管内人口:48,168人

〇管内世帯数:23,092世帯

・署所数:1署・6分署

・職員定数:150人

令和5年の火災・救急出場件数
  火災:14件 救急:2,569件

湖東地区消防本部

〇管轄区域:潟上市(旧飯田川、昭和町区域)、八郎潟町、井川町

〇管轄面積:121.26㎢

〇管内人口:19,589人

〇管内世帯数:8,687世帯

・署所数:1署・2分署

・職員定数:68人

令和5年の火災・救急出場件数
  火災:4件 救急:1,166件